宝石とも呼ばれます
富山湾は、暖かい対馬海流と冷たい日本海固有水(深層水)で満たされているため、暖水性と冷水性の両方の魚が棲める環境となっています。
また、約500種もの魚が生息していて、天然の生け簀と言われています。
そんな富山湾で、本日、漁が解禁となった「シロエビ」をご紹介。
主に日本近海に分布している体長6㎝ほどの小型のエビで、別名「ヒラタエビ」「ベッコウエビ」などとも呼ばれています。ただ、専門の漁業として成り立つほど獲れるのは富山湾だけです。
その透きとおった淡いピンク色の姿が、日を浴びてキラキラ輝く美しさは「富山湾の宝石」とも言われています。
解禁日を迎えると、富山湾の漁師たちは朝早くから漁に出かけ、地元の飲食店街が沸き立つほどの春の風物詩。おすすめは刺身で、とろりとした食感と上品で濃厚な甘味があります。
また、殻が柔らかいので、かき揚げや吸い物にも合うそうです。
これから出回るシロエビを堪能できるのも、もうすぐです。
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