女性の活躍でさらなる経営発展
今日は「農山漁村女性の日」です。女性農林漁業者が持つ3つの能力(知恵・技・経験)をトータル(10)に発揮して欲しいという願いを込めて、3月10日とされています。
8日には、女性が活躍できる環境を整えた農業者や農業法人を認定する「農業の未来をつくる「女性活躍経営体100選」(愛称”WAP100”)」に選ばれた方々の表彰式が行われましたので、今回は、認定を受けた方の一例をご紹介します。
茨城県でトマトの生産・販売を行う(株)「ドロップ」は、従業者数8名のうち7名が女性です。
代表の三浦綾佳さん(写真左)は「子育てしながらでも女性が輝ける職場を作りたい」との思いから就農しました。
設立1年目から社会保険に加え育児・介護休暇規程を定めるほか、フレックスタイム制度の導入や家族・親戚の理解を得るための職場見学の実施など、子育てと両立しながら働ける環境を追求しています。
また、休憩室や屋内・屋外から使用できるトイレ、風呂・シャワーを完備するなど、快適な施設整備にも力を入れています。
女性スタッフのモチベーションの高さや定着率は、農産物品質の安定に繋がり、消費者目線の厳しい意見は、商品企画や販促などでも強みとなるとのこと。
女性の能力を積極的に活かす経営に大いに期待したいですね。
写真提供:(株)ドロップ
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