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小分けにしても“ロマネスコ”
ブロッコリーやカリフラワーなどの花野菜は寒いこの時期が旬です。
今日は、その仲間の「ロマネスコ」をご紹介。
ロマネスコはカリフラワーの一種で、黄緑色の小さな無数の円すいでできたような形が印象的な野菜。
最大の特徴である花蕾(からい)は、見事に美しく先が尖った螺旋状の模様を描いています。
また、一つ一つの塊にも同じように螺旋が出来ていて、更にその中の小さな粒にも螺旋があります。
どんなサイズに分けても、この幾何学的な配列を保っていて、小分けにしても形は“ロマネスコ”なのです。
茹でると黄緑色からきれいな翡翠色に変わります。
くせやにおいもなく、ホクホクとした食感はカリフラワーに近く、甘みのある味はブロッコリーに似ているでしょうか。
日本ではまだ珍しい野菜ですが、店頭で見かけることも徐々に増えてきたような気がします。
皆さんも、見かけたらじっくりと観察してみてはいかがでしょう?
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