バカにできない貝
みなさんは「バカガイ」を知っていますか?見た目がハマグリに似ている二枚貝です。
「バカガイ」と呼ばれる由来には様々な説が。
殻が薄く割れやすいことから「破家貝」。
潮干狩りでバカみたいに獲れることがあるから。潮の満ち引きや浜の状況により、すばやく移動することから「場替え貝」と呼ばれたのが転訛したため。常に貝殻を半開きしている様子がバカみたいだからなど。
このバカガイ、むき身になると青柳と呼ばれる寿司ネタになります。
その昔、バカガイという名ではお店に出せないと考え、当時この貝の集積所となっていた千葉県の青柳という地名で呼ぶようになったとされています。
貝柱も小柱と呼ばれ、寿司や天ぷらに利用されて、どちらも美味。
その名と違って、決してバカにできない海の食材です!
写真提供:愛知県美浜町観光協会(左)
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