いまが見頃の蝦蛄葉サボテン
サボテンと言えば、砂漠のイメージがあるかもしれませんが、本日紹介する「シャコバサボテン」は、寒い時期に赤やピンク、白などの鮮やかな色の花を咲かせます。
ブラジル原産の着生(樹木や岩肌などに根を張ること)植物で、日本に伝わったのは、明治時代。晩秋から冬の日照時間が短くなり気温が低くなる環境が続くと、花を咲かせる短日植物です。
名前の由来は、葉(正確には茎節(けいせつ))が、肉厚で縁がギザギザしていて先端にはトゲがあり、その形が甲殻類の蝦蛄(シャコ)に似ているところからきているようです。
また、欧米ではクリスマスの時期に咲くのでクリスマスカクタスと呼ばれ、デンマークで品種改良されたことでデンマークカクタスとも呼ばれます。
シャコの旬は夏ですが、この時期が見ごろのシャコバサボテンは、まさに今が旬とも言えると思います。
冬の季節に飾る花の一つに加えてみてはいかがでしょうか。
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