中国・東北料理は大人数で
Let’s enjoy the Chinese “Dongbei Cai” with many friends.
いよいよきょうから12月。
寒い季節になりました。本日は、そんな寒さも吹き飛びそうな、中国・東北部の「東北菜」(東北料理)をご紹介します。
まずは、東北部でも一番北の黒龍江省の美食のひとつ、①「鍋包肉(クォポロ)」。揚げた豚肉に甘いあんかけをしているのに、食感はパリパリ。この食感が食欲をそそります。
野菜をしっかり取りたい時には、②の「地三鮮(ディサンシェン)」。
一口サイズの黄色のじゃがいも、紫の茄子、赤と緑のピーマンとともに、ニンニクも入っているので疲労回復にも良さそうです。
ニンニクが苦手な方には、③の「紅焼茄子(ホンシャオチェズ)」。茄子とピーマンの炒め物で、ニンニクの代わりに細かく刻んだ唐辛子が入っており、身体がポカポカしてきます。
箸休めには、水煮した落花生と、キュウリ、きくらげ、エビ、イカ等が入った➃「五香花生米(ウシャンファスェンミ)」をどうぞ。ゴマの香りがして、歯ごたえが異なる食材が合わさった、絶妙な一品でした。
手が止まらないといえば、⑤の豚肉料理「糖醋排骨(タンチュパイグ)」。
ソースは甘めですが、赤い唐辛子がピリッと味を引き締めて、これさえあれば、ご飯もお酒も進みます。骨付きですが、かぶりつくとホロッと身が離れて食べやすいので、ついつい手を伸ばしてしまいます。
以上、これらの東北料理に共通なのは、一皿の量が多いことです。2人で3皿注文すると胃袋がパンパンになることも。東北料理を楽しむ時は、ぜひ大人数で行くことをおすすめします。
◎需給に関する情報は、農林水産省ホームページ「食料需給インフォメーション」へ
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