米作に対する、国の農業政策の失策が顕著に
たがや亮(千葉11区衆議院議員)さんから
農業の現場からお伝えします!
✅米作に対する、国の農業政策の失策が顕著に。
昨日多くの農家の皆さんからお話しを伺い、現状報告します。
⚫︎都市部スーパーの米不足 の謎解
☀︎米相場の調整の為、主食米における減反政策の一環として「飼料用米」への転換要請を国から各自治体(市町村)にした事で、米農家が主食米から飼料用米に一部転換し、主食米の割合が減った
☀︎昨年の暑さで収穫が減った
☀︎大手スーパー等のバイヤー問題(安く大量に買い叩く)で買取り価格が合わず品薄
➡︎そもそも国が相場任せにし過ぎているのが問題。
更に大手スーパー等のバイヤーが買い叩く事で相場が上がらなかった。兼業農家が主になり米農家が廃業に追い込まれて供給力が落ちる。
更にさらに、補助金等により飼料用米の相場を主食米より1,000円程上げて飼料用米に誘導(主食米12,000円/1俵、飼料用米13,000円/1俵)
対策➡︎国がアメリカの様に損益分岐点以上で全量買取りするか、農協やバイヤーに最低買取り価格を設定するしかない(数年で見直し)。
⚫︎主食米と飼料用米の闇、飼料用米農家の苦悩
☀︎国の政策により、農家が主食米から飼料用米に一部転換(昨日伺った農家は65%も転換)
☀︎主食米価格が高騰(12,000円から20,000円/1俵)した事で飼料用米に転換した農家は大損
☀︎農地を借りている地主に多額の補償金(主食米20,000円と飼料用米13,000円の差額7,000円分)を支払わなければならないいわば国策で飼料用米に主に中規模・大規模農家が割合を増やした事で飼料用米にした農家に不利益が生じた。理由は簡単。
以前の買取り価格は、
主食米価格が12,000円
飼料用米が13,000円現状の米価格が20,000円
中規模・大規模農家は人の田んぼを預かり、一反分当たり相場1俵分(20,000円分)の支払いを地主にする。
主食米、飼料用米に関わらず主食米の相場で支払うのが原則。
13,000円の飼料用米価格で20,000円の主食米価格の差額は7,000円。
以前は主食米12,000円だったから飼料用米13,000円の飼料用米でも割に合ったけど、今年は7,000円分の超過支払いを地主にしなければならない。
国、市町村の要請を受けて、真面目に飼料用米転換を引き受けた農家は割を食う形に。
主食米のままの方が断然儲けが大きかったという訳です。
対策➡︎国策なんだから、激変した場合には激変緩和措置として、国が一定額を補償するべきです。農家や地方自治体に負担などもっての外です。
この様に国のやる事なす事がちぐはぐで、農家は混乱してます。
世紀の愚策と言わざるを得ません。
早急な改善を求めます。
#農家を守れ!#飼料用米の闇 #愚策#たがや亮 #のどかな田園風景 #外房最高
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