【すっかりおなじみチンゲンサイ】
本日ご紹介するのは「チンゲンサイ」です。中国野菜ですが、皆さんもうすっかりおなじみの野菜ではないでしょうか。
チンゲンサイは、中国の華中・華南の揚子江流域を中心に広く栽培されていますが、日本には1972年の日中国交回復以降に導入されました。
意外と新しい野菜であることに驚いたのですが、よくよく記憶をたどってみると、現在40代の担当が小学生の頃は、チンゲンサイが食卓にのぼることはなかったかもしれません。
生育が早く、気温の変化に比較的強い上に、種を蒔いてから40〜50日程度で収穫できることから、ハウス栽培で一年中生産することが可能です。
そのため、いつでもスーパーなどで手に入れることができますが、露地栽培であれば気温が下がるこの時期が最も美味しいそうです。
チンゲンサイは味に癖がないことから、幅広い料理に使われています。皆さんそれぞれにお好みのレシピがあると思いますが、担当が大好きなのはチンゲンサイのあんかけ炒めです。
チンゲンサイを塩と油を入れたお湯でさっと茹でてから、あんの材料となるスープと一緒に炒めて、最後に片栗粉でとろみをつけます。
茹でてから炒めると、そのまま炒めた時より緑がとてもきれいに仕上がる上に、葉のかさが減るので炒めるのがとても楽になります。担当はいつも4束くらいで作ってしまいますが、ちょっと食べ過ぎかもしれませんね…。
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