【10月13日は「豆の日」~下ゆでのウラ技】
古くから十五夜、十三夜のお月見には、その時期に収穫される農作物をお供えする風習がありました。
「豆の日」は、この十三夜の別名「豆名月」に豆をお供えして食べていたことにちなんだものです。さて、豆料理は好きでも、ゆでるのがちょっと面倒だと感じる乾燥豆。本日は、下ゆでの時間や手間を省きたい場合に使える技をご紹介。
まず、用意するのは保温力のある魔法瓶やステンレスボトルです。
① 乾燥豆を水で洗って水を切り、そのままボトルに入れ、沸騰した湯をボトル一杯まで注ぎ入れたら栓をします。
② そのまま2~3時間放置。
これで豆はだいたいゆで上がっています。ボトルを横にするのは、底でかたまってしまったり、膨らんだ豆がつぶれたりするのを防ぐため。
豆は、沸騰状態でなくても80℃以上の温度を2時間以上保つことができれば、鍋で煮た場合とほぼ同様にゆで上がるという特性があります。
この方法でゆでられる乾燥豆の量は、容量500mlのステンレスボトルで50gくらい。豆の量が多いとお湯の温度が下がってしまうのでご注意を。
乾燥豆は一晩水に浸けてからゆでる、との固定観念があった担当ですが、ステンレスボトルを使って試してみました。この方法なら手軽に、少量からでもできるので便利。あとは、煮豆やスープ、サラダなど、好きな料理に使えます。
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