やっちゃば一代記
大木健二の 西洋野菜ものがたり
==フランスではアンディーブ==
Kenetsu Narita@queenkingbellさんから
昭和58年5月26日午後1時より三番庁舎で、農水省指導のもと各方面の専門家30余名が出席して、将来混乱が予想される野菜の名称統一会議が開かれ、小生も末席に加わった。
開国以来の大事件で国を挙げての作業であった。
輸入野菜、中国野菜などなど順調に審議し、これは現状通りということで異論もなく、満場一致で決定した。
当時は輸入開始10年目の頃で、業者の努力で静かなブームに乗り、輸入量も年々増加していた。
この時誰が混乱を予想できたであろう!
当時からマスコミはなぜかアンディーブの名では取り上げてくれず「チコリ」の呼び名を耳にすることが多かった。
そこで取材に見えた記者に「アンディーブはあるがチコリはやってません」と言って意地悪をした記憶がある。
さぞかしマスコミでは評判が悪かったと思う。
然し結論はでていないのだ。
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