【稲刈りはじまる】
残暑が厳しい日が続きますが、黄金色の稲穂がひと足早く収穫の秋の訪れを告げています。長い日本列島、全国的な最盛期は9月から10月ですが、早いところでは真夏の7月から稲刈りをしています。
写真は、香川県内での早期コシヒカリの収穫の様子。この地域では8月中旬から下旬頃まで収穫作業をするそうです。
さて、現代の米づくりには、田植え機などのいろいろな機械が使われます。収穫時の省力化に大きな役割を果たしているのが「コンバイン」です。
昔ながらの鎌を使った手刈りとは違い、刈り取りながら、脱穀(穂から籾(もみ)をはずす)後、送風機とふるいで籾とわらくずにわける一連の作業をこなす機械です。刈取機と脱穀機を組み合わせたその構造から、「combine(英語)兼ね備える、合わせる」の意味で、コンバインと呼ばれます。
刈り取った籾は、そのままトラックに移すか、袋詰めされて、籾を乾燥させる施設に運ばれます。その後は、もみすり、精米されて白米となり、食卓へ。
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