越谷市の冬の特産物・クワイの出荷始まる

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越谷市の冬の特産物・クワイの出荷始まる

 

 

 

 

 

 

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埼玉県・越谷市では水田で育つオモダカ科の多年生水生植物のクワイが、いま出荷の最盛期を迎えています。

クリのようにホクホクした食感で、少しほろ苦い特徴があるクワイ。

小さい割には大きな芽がでることからおめでたいといわれる縁起物で、お正月のおせち料理や歌舞伎座のお弁当にも利用されました。

食用になるところは地下に潜って伸びるほふく茎の先端が肥大化してできる塊茎。1㈱から20本ほどが伸びてきます。

越谷市の「広報こしがや」によりますと、10月22日に行われた天皇陛下の御即位を祝う祝宴「饗宴の儀」の料理にも埼玉県産のクワイが使われたそうです。

原産は中国で日本へは奈良時代に伝来したといわれ、越谷地域では江戸時代中期以降に水田の裏作として低湿地である新方・荻島・出羽・蒲生でレンコンなどとともに、盛んに栽培されるようになりました。

埼玉県のクワイの生産量は広島県に次ぐ全国2位。越谷市のクワイは荻島・出羽地区で盛んに栽培され生産量・作付面積とも県内トップクラスであることから、越谷市を代表する特産物となっています。

「平堀り」と呼ばれる調査を行い、その年の収穫量や品質を調べ出荷時期は11月から12月下旬まで続きます。大玉は京浜、小玉は関西方面に出荷されています。

収穫作業が厳寒のなかでの手作業であるため規模拡大には限界があり栽培面積は減少傾向だとか。

そこで越谷市では市内の小・中学校の学校給食にクワイご飯やクワイの唐揚げなどを使い特産物に知ってもらう努力がなされています。

地元の消費者は生産者直売所のグリーン・マルシェ、グリーン・マルシェ2号店のほか、越谷総合食品地方卸売市場で購入できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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