国内でも有機農業を!
シリーズでお送りしている「連載:食料・農業・農村白書」。
第12回は有機農業への取組についてご紹介します。
欧米を中心に世界の有機農業の取組面積は、1999年から2017年の間に6倍になっており、有機食品販売額も年々拡大しています。
我が国の2017年における市場規模も2009年から2017年の間に1.4倍に拡大しています。しかし、国内で取り扱われる3割を外国産が占めており、国内の取組面積をどのように拡大するかが課題です。
有機農業は、労力がかかることや、収量や品質が不安定なほか、技術の習得が難しいという課題があります。農研機構や都道府県では有機農業栽培マニュアルを公表し、技術の普及に努めています。
このほか、白書では、環境保全に配慮した様々な取組を紹介しています。
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