連載:規格・認証・知的財産の活用
シリーズでお送りしている「連載:食料・農業・農村白書」。第6回は「規格・認証・知的財産の活用」を取り上げます。
GAP、JASをご存じですか。
安全でおいしくて高品質な日本の農林水産物や食品。白書では、その信頼性や価値の維持や向上を図る取組や制度を紹介しています。
<GAPってなあに>
GAP(Good Agricultural Practice)は、農業者が食品安全、環境保全、労働安全等の観点から自らの生産工程をチェックし改善する取組です。
農林水産省では、経営の効率化や農作業の安全確保はもとより人材育成の観点からも有効な取組としてGAPを推進しています。
<新しいJASマークが追加される>
JAS(Japanese Agricultural Standard)は、農林物資の品質に関する規格で、粗悪品を排除し、市場に出回る商品の品質の改善に寄与してきました。清涼飲料や即席麺等についているこのマークを見たことはありませんか。JASの対象が拡大されるとともに、新しいマークが決定されました。
このほか、食品の安全性を確保するための衛生管理システムであるHACCP(ハサップ)、地域ならではの特徴的な産品の名称を保護するGI保護制度、品種保護や和牛の遺伝資源保護に関する取組や制度の紹介をしています。
詳しくは白書の「トピックス2」をご覧ください。
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