八列しかないとうもろこし
今回は、みなさんが見慣れているとうもろこしよりも細い、北海道の伝統野菜「八列とうもろこし」をご紹介。
八列とうもろこしは、明治の中ごろ、札幌農学校の教師がアメリカから導入した硬粒系の「ロングフェロー」や「札幌八列」という品種からつくられた栽培品種で、実が1周に8列しかないことが特徴。
北海道では、明治から昭和初期にかけて多く栽培されていましたが、収穫後すぐに味が落ちるため流通に適さないなどの理由から、一度姿を消しそうになりました。しかし、魅力を見直そうという流れが起きています。
日本には、気候や風土、地域の食文化に根ざして、古くから栽培されてきた個性的な野菜が数多くあります。
ぜひ、みなさんの周りにある伝統野菜を見つけてみてください。
画像提供:札幌保健医療大学
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