夏の風物詩

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【夏の風物詩】

 

 

 

 

 

 

 

風が吹くと、短冊が揺れ、涼やかな音で、暑い夏に癒やしを感じさせてくれる「風鈴」。

小学生の頃、夏休みに、おじいちゃん、おばあちゃんの家に遊びに行くと、軒下にガラスの風鈴がつり下げられていました。チリンチリンという音と、短冊が風でゆらゆらと揺れている姿が面白くて、ぼーっと眺めていたのを思い出します。

風鈴の起源は、中国で使われていた、「占風鐸(せんぷうたく)」と呼ばれる占いの道具だと言われています。日本には、仏教とともに伝えられ、魔除けとしてお寺の軒先につり下げられていたということですが、青銅製のため、見た目も音も重々しかったようです。

江戸時代にガラス細工が盛んになり始めてから、私たちが知っているような形の、ガラスで作られた風鈴が広まり、日本の夏の風物詩としても定着していきました。

現在では、ガラス以外にも、金属、陶器、木、木炭など、様々な材質で作られ、音や形の種類も豊富です。冷房によって、窓を閉める機会も多くなりましたが、暑さが収まる朝や夕方に窓を開けて、風鈴の音に涼しさを感じてみてはいかがでしょうか。

さて、ここからが本題ですが、7月27日、28日に開催する「子ども霞が関見学デー」では、世界農業遺産にも認定された紀州備長炭で風鈴を作るイベントがあります!備長炭風鈴は、澄んだ金属音で、ガラスとは一味違ったおもむきが楽しめます。

他にも様々な企画を用意しておりますので、ぜひお子さんと一緒にお立ち寄りください。

農林水産省「子ども霞が関見学デー」

 

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