ポイントは“ひげ”
とうもろこしは、もともとは、古代アステカ、マヤ人が栽培を始めたとされ、日本にわたってきたのは16世紀頃、ポルトガル人によって長崎に伝えられたといわれてます。唐から来たもろこし(きび)がその名の由来です。
頭の先にあるモジャモジャしたひげのようなものは、「絹糸(けんし)」といい、「めしべ」に当たります。それぞれが実のひと粒ひと粒につながっていて、ひげの本数=粒の数になるので、多いほど実がぎっしりと詰まっています。また、ひげの褐色が濃いほうが、よく熟して甘みがあるので、選ぶときの目安になります。
ただし、収穫後も呼吸をしているとうもろこしは、糖分をエネルギーとして使うので、時間が経つと甘みが落ちてしまいます。
このため、本来の甘みを体感するなら何と言っても採れたてがおすすめです。
お出かけの際などに見かけることがあったら、フルーツの糖度にも匹敵するとされる採れたての甘みを味わってみては?
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