口の中にも咲く桜
暖かい日が続き、九州や関東の一部で桜が開花しましたね。
桜は見て楽しむのが一般的ですが、あんぱんや桜湯でお馴染みの「桜花漬け」なら口の中でも楽しめます。
全国の約8割は神奈川県で生産。
材料はソメイヨシノの後に咲く八重桜の一種「関山」や「普賢象(フゲンゾウ)」といった品種。
3分から8分咲き程度の花を2、3輪づつ摘み取ったものを、梅酢(梅干しを作る過程でできる酢)と塩で漬け込んで作られます。
クエン酸などで漬けることもできますが、梅酢を使った方がより濃く発色させることができるんだとか。
和のものに使うイメージですが、担当はペペロンチーノに添えてみました。仄かに広がる桜の香りでオイリーなパスタがさっぱりに。
料理が華やかになり、写真映えもするので、食卓にも春を添えて季節を楽しんでみては?
なお、塩気が多いので、よく洗い流してから使うのがおすすめです。
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