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杉田農法に注目、定点観測水田
梅雨空、曇り。
イネ科の植物は湖沼では浅瀬に繁茂する。下流では汽水域に繁茂する。水位が増減をするところの生育が良いのは湿原や湖沼の観察をしているとわかる。僕は水田にこのメカニズムを取り入れている。再び落水して、また静かに水を入れる。
イネ科の植物の窒素固定エンドファイトはAcetobactre、Herbaspirllum、Azoarcus属などの細菌が知られているが嫌気的な環境と考えられていないイネの幼植物体に偏性嫌気性の細菌が生息し、イネと共生していると言うことはあまり知られていない。豆の根粒菌のような役目を果たし、イネに窒素を供給しているらしい。
まだまだわからないことが多いがこうした窒素固定菌を持つ細菌とともにヒエなどのイネ科の植物を土壌に鋤込むことは単に微生物の餌を供給するだけではなく土壌の窒素固定に一役買っているのではないかと考えているが研究報告は見あたらない。
菌の発見は培養によるが未知の培養困難な窒素固定菌が根粒なみの窒素固定をしているのではないかという可能性も指摘されている。
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