コウジツキとは・・・
梅雨が明けると、いよいよ本格的に夏が始まります。
今日はこの時期を代表する花の一つであるヒマワリをご紹介します。
キク科の一年草で、北アメリカが原産のヒマワリは、数百種類以上あるといわれています。16世紀にコロンブスがアメリカ大陸を発見した後、アメリカ大陸からスペインに持ち込まれ、世界中に広まりました。
種は世界で約3,500万トン(2011年度)生産されています。主に食用で、絞って油にしたり、そのまま食べたり、炒って塩を振って食べたりなど、手軽な食べ物として人気があるようです。
ヨーロッパからロシア・中国を経て日本に入ってきたのは江戸時代。当時は「丈菊(ジョウギク)」、「迎陽花(ゲイヨウカ)」と呼ばれていました。現在とおなじ「向日葵」も使われていましたが、呼び方は「コウジツキ」でした。
なぜヒマワリと呼ばれるようになったかというと、つぼみ状態の花が太陽を追うように動くところからついたといわれています。ちなみに、花が咲いた後は東に向くことが多いようですが、その理由は諸説あり、明確には解明されていません。
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