黄金色のもち
収穫の秋も終わりに近づく今日この頃。
黄金色に染まる大海原から、「安倍川餅」が食べたくなりませんか。
「安倍川餅」は、つきたての餅にきな粉と白砂糖を混ぜ合わせた黄金色の粉をまぶした静岡の名物。
名前にある「安倍川」は、静岡県を流れる一級河川です。その川の上流にある金山を徳川家康が視察した際に、きなこを砂金に見立て餅に振りかけて献上したところ、お気に召したことが起源といわれています。
その後、東海道に並ぶ茶屋で販売され、旅人たちの評判になり、そこから広く伝わったとか。
一口頬張ると、きな粉の風味はもちろんのこと、餅米本来の香りと甘みが口いっぱいに広がります。
ただ、勢いよく吸い込むとむせるリスクがありますので、ご注意を。
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