桑の葉を飲むと大腸が最良の状態に

 

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原三郎さんのプロフィール

 

NPO法人 日本マルベリークラブ

代表理事 President · 2004年6月から現在

桑・カイコ・絹の新しい機能の解明とその利用方法の研究、それらの効果の普及活動

Studies, development and promotion of new functions and utilization of mulberry,silk-worm and cocoon.

 

桑の葉を飲むと大腸が最良の状態に

 

 

桑の葉と花粉

 

 

今日は師走の初日。忘年会や新年会に浮かれて暴飲暴食を続けているうちに、腸内環境は最悪の状態になって、腸内の免疫細胞のバランスが崩れてアレルギー反応が起こりやすくなっていきます。

こんな風に腸の状態が悪くなっている時に、花粉症の季節が忍びよってくるのです。

桑の葉が花粉症の予防に有効かどうかを調べた例はありません。わずかな人数ですが、桑の葉の粉末または錠剤を飲んだ人に効果を発揮したことがあります。同時に、なんの役にも立たなかったという例もあります。正直なところ、例が少ないのでどちらとも言えません。

効いたという人と、効かなかったという人の間に、見落とすことができない違いが見つかりました。

効いたという人は前年の秋から飲んでいたこと、効かなかった人は花粉症が始まってから飲み始めた、という違いがありました。

これをどう解釈するかですが、長期にわたって桑の葉を飲んでいた人の大腸は、桑の葉の整腸作用で善玉菌、悪玉菌、日和見菌のバランスが良く取れていたと同時に、免疫系細胞のバランスも良好になっていたと考えられます。

花粉症が始まってから桑の葉を飲み始めた人の大腸は、まだ調子が整わず、アレルギー反応をする免疫細胞の暴走を止めることができない状態にあったと考えれば、納得のいく答えが得られます。

桑の葉が効くかどうかはともかくとして、桑の葉を飲むと大腸を最良の状態にすることができます。

このことが、花粉症予防を期待させますが、よしんば、花粉症予防につながらなくても、大腸の最良の状態が得られるのなら、1日も早く桑の葉を飲み始めるの悪くないのではないでしょうか。

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