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【澤光青果便り】№285
おはようございます
さて本日のおすすめ品は・・・
本日のおすすめ品
茨城県産 『鬼澤氏作 とちおとめ』
神奈川県産 『土生姜』
鬼澤氏作 つる付きとちおとめ
ステビア栽培で高糖度14.5度以上保証のとちおとめ。
鮮やかな赤色と大きくて甘さの多い「とちおとめ」は日本を代表する人気品種です。
おいしい食べ方は、まずヘタを取って、ヘタのついていた方から食べて下さい。
いちごは先端のとんがっている方が甘味が多いので、ヘタのついていた方から食べてもらうと、最後に甘いところを食べられるというわけです。
それから、よくミルクをつけて食べている人をよく見かけますが、「とちおとめ」はミルクをつけなくてもおいしいんです。
甘くて大きい、言わば「甘でっかいとちおとめ」なんです。
新鮮な野菜や果物が少なくビタミンCが不足しがちな寒い冬こそ、いちごを上手に食べてビタミンCを補いましょう。いちごにはビタミンCがたっぷり、なんといちご1粒あたりレモン半個分ものビタミンCが含まれているのです。
成人1人分の1日あたりの必要量は50mgといわれていますが、これはいちご5粒分。おいしく食べているうちにいつの間にか1日分のビタミンCを補給できてしまいます。
ビタミンCには新陳代謝を高める効果がありますので、シミ・ソバカス・小ジワ・肌荒れなどの肌のトラブルに有効。
またウィルスや細菌に対する抵抗力(免疫機能)を高め、風邪などの感染症を予防する効果も。おいしいいちごにはこんなパワーがあったのです。
いちごは植物学的には「ばら科」で、花屋さんに並んでいるバラの花の仲間。果物だと梨やリンゴの仲間です。
自然界では5月頃にかわいい白い花を咲かせ、受粉後約1ヶ月で赤い実が熟します。
さていつもわたしたちが食べている赤い実の部分は、本当はいちごの果実ではないのです。
いちごの本当の果実は表面にある黒いつぶつぶ。ちょっと見には「タネ」と思えるつぶつぶの部分を痩果(そうか)といい、このひとつひとつがが本当のいちごの果実。赤い実の部分は「花託」といって、おしべ、めしべ、花びらなどを根元で支えていた部分です。
この花託が受粉後に成長し、赤くおいしいいちごになります。
土生姜
しょうがは特有の香りと辛味を持つ薬効の高い野菜で、おもに香辛料として利用されます。肉や魚の消臭効果をはじめ殺菌作用や解毒作用、さらには血行をよくする働きもあり、風邪予防や冷え症対策としても使われます。
活用の幅は広く、しょうが焼きから魚の煮付け、ジンジャエール、紅ショウガ、お寿司のガリまでじつに多彩。
一度に使用する量は少ないですが、便利で重要な食材といえるでしょう。
しょうがはサイズによって「大しょうが」「中しょうが」「小しょうが」と3タイプに分けられます。
「根しょうが」はおもに大しょうがを使い、「葉しょうが」は小しょうがを使用。中しょうがは青果としての流通量は少なく、加工されることが多いようです。
なお、しょうがは「根」の部分と思われがちですが、茎が土の中で肥大した「地下茎(ちかけい)」です。
しょうがは熱帯アジアが原産といわれ、インドや中国では紀元前から利用されていました。
ヨーロッパには2000年ほど前に伝わり、11世紀頃にはイギリスで栽培されていたそうです。
西インド諸島やアメリカ大陸には15世紀以降に伝播したといわれています。
日本へは「魏志倭人伝」にしょうがを意味する「薑」の記述があることから、3世紀以前には中国から伝わっていたと考えられています。
ただ、魏志倭人伝の記述を見ると、当時の日本人はしょうがをあまり食べていなかったようです。
その後、奈良時代の遺跡から発見された木簡や、平安時代の書物「延喜式(えんぎしき)」や「和名抄(わみょうしょう)」に登場します。
進物や食事に関する内容なので、この頃には食べられていました。また江戸時代の農書「農業全書」には栽培法が記されています。
葉しょうがで有名な「谷中しょうが」は、江戸時代に東京都台東区谷中が主産地だったことが名前の由来です。
生産者の皆様本日も素晴らしい逸品ありがとうございます。
本日も宜しくお願い申し上げます。
最後までご覧頂き誠にありがとうございます。
澤光青果 宮下
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