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【澤光青果便り】№284
おはようございます
さて本日のおすすめ品は・・・
本日のおすすめ品
新潟県産 『ルレクチェ』
青森県産 『リコピン人参』
ルレクチェ
西洋梨の貴婦人、
ルレクチェは、明治36年頃にフランスから新潟県に導入された西洋梨です。
気品漂うエレガントなシルエットから、“西洋梨の貴婦人”とも呼ばれています。
ルレクチェは西洋梨の中でも栽培が難しく、現在はフランスでも栽培されておりません。
豊かな水と肥沃な土壌、そして高度な栽培技術によって、新潟のルレクチェは全国一の品質を誇っています。
縦長で色鮮やか、芳香の強い西洋梨。
日本梨の形状が球形であるのに対し、西洋梨は縦に長いビン型の形をしています。
収穫し立ての日本梨はほぼ緑色ですが、西洋梨は赤や黄色、緑など様々な品種があります。
果皮に“さび”と呼ばれる黒い斑点が見られるのも特徴です。
収穫時の西洋梨は硬く、一定期間寝かせる“追熟”という作業を経て、果皮は黄色く、果肉は軟らかくなり強い芳香を発します。
ラフランスを凌ぐ、最上級の洋梨ルレクチェ。
洋梨では山形県産のラフランスが有名です。
ラフランスとルレクチェは同じ洋梨ですが、実際に食べ比べてみると、かなりの違いがあることに気づきます。
ルレクチェの豊かな芳香とまろやかな食感は、ラフランスを凌ぐと言われています。
リコピン人参
NKアグリ株式会社(本社:和歌山県和歌山市、代表取締役社長:三原 洋一)は、全国7道県、約50名の農家と連携し、機能性野菜「こいくれない」の2016年度栽培を開始いたしました。
2016年度は、サイボウズ株式会社が提供するクラウドシステム「kintone」を活用し、全国の農家とIoTセンサーのデータを共有しながら生産を進めます。
農業における地域を超えたチームワークのモデル構築を目指します。
【注目される機能性野菜】
ライフスタイルの変化や高齢化の進行にともない、食生活における国民の健康志向は高まっています。
この流れを受け、機能性表示食品制度や栄養機能食品制度などを活用し、健康維持増進に関わる機能を訴求した「機能性食品」が相次いで発売されています。
生鮮食品においても機能性の表示が可能となったことで、機能性に着目した品種の野菜が一部で登場しています。
リコピン人参「こいくれない」は、通常人参に含まれるβカロテンに加え、通常の人参にはほぼ含まれないリコピンを含んでおります。
人参独特のにおいが少なく、甘みが強いため、野菜の苦手なお子様でも食べやすいと好評をいただいています。
しかしながら「こいくれない」は、通常の人参よりも旬が短く、一つの地域で1ヵ月ほどしか収穫できません。
小売に流通させられるほどの収穫量が確保できないため、一般的なスーパーなどでの販売は難しいとされていました。
NKアグリは、「こいくれない」を長期間出荷できる体制を作り、全国規模の流通体制を構築するため、2015年度から全国7箇所の農家との提携を開始いたしました。
提携開始に伴い、NKアグリは全国各地にセンサーを設置、気象データをクラウドシステム「kintone」に集約する仕組みを作りました。
このセンサーデータと、独自に解析した栽培条件を掛けあわせて、各地域の「こいくれない」“旬”の収穫時期を予測。提携農家には、この予測を基に、収穫時期のお知らせや栽培に関する助言を実施しました。
その結果、初年度である2015年度は、こいくれない人参を500トン生産することに成功いたしました。
さらにこの取組みは、総務省が主催する「地域情報化大賞2015」において「地域サービス創生部門賞」を受賞し、ブランド野菜の提供を通じた地方創生の模範的な事例としてご評価いただいています。
生産者の皆様本日も素晴らしい逸品ありがとうございます。
本日も宜しくお願い申し上げます。
最後までご覧頂き誠にありがとうございます。
澤光青果 宮下
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