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【澤光青果便り】№263
おはようございます
さて本日のおすすめ品は・・・
本日のおすすめ品
香川県産 『金時人参』
アメリカ産 『メローゴールド』
金時人参
東洋系の品種で、京人参とも呼ばれているものです。鮮やかな赤い色が特徴的で、長さは様々ですがスリムな形をしています。
関西では 正月料理に使われるなど、人参の中では、季節感を感じさせてくれる品種で、晩秋から1月にかけて出回り、それ以外の時期にはほとんど見かけることがありません。
主な食べ方
肉質がやわらかい割りに煮崩れしにくく甘味があって、人参臭さは少ないですが特有の風味が一般的なニンジンよりも強く感じられます。主に正月の御節料理の煮しめなどの煮物に使われています。
キントキニンジンは御節料理に限らず、綺麗な色を活かし、生のまま千切りやスライスにしてサラダに使ったり、ピクルスにしても美味しく、炒め物など一般的なニンジンと同じように使えるので、普段の料理にも取り入れていただきたい野菜です。
金時ニンジンは栄養豊
金時ニンジンは一般的なオレンジ色のニンジンと比べ栄養成分が多く含まれています。また、赤い色にはβカロテンはもちろんリコピンも沢山含まれています。
メローゴールド
メロゴールドはカリフォルニア大学リバーサイド校において、1958年に4倍体のグレープフルーツ「ホワイト」と文旦の一種である「ポメロ」を交雑させ生まれた実生から選抜育成された3倍体柑橘で、1986年に公表されました。
1980年には姉妹品種としてスウィーティー(オロブロンコ)も公表されています。
メロゴールドの名称は「Mellow flavor」(メロウフレーバー)=酸味が穏やかでまろやかな味と、姉妹品種のスウィーティーと比べ果皮が濃い黄色「Gold」に色付くことから付けられたそうです。
品種の特許はカリフォルニア大学が持っています。
メロゴールドの特徴
メロゴールドは姉妹品種のスウィーティーに比べ大玉で、500~600gとなっています。
大きいものだと1kg近くになるものもあるようです。
形は文旦のような球形に近いものもありますが、その多くは扁平気味で、頭の部分が尖った感じになっています。
表皮は薄い黄緑色から黄色で、白い綿の部分はグレープフルーツよりやや厚みがあります。
生産者の皆様本日も素晴らしい逸品ありがとうございます。
本日も宜しくお願い申し上げます。
最後までご覧頂き誠にありがとうございます。
澤光青果 宮下
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