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【澤光青果便り】№262
おはようございます
さて本日のおすすめ品は・・・
本日のおすすめ品
島根県産 『西条柿』
神奈川県産 『湘南生椎茸』
西条柿
西条柿は渋柿の一種で、そのままでは渋があります。
昔は渋抜きをするというよりも、もっぱら干し柿として食べられてきたようです。今のように渋抜きをして生でも食べるようになったのは昭和になってからで、ドライアイスを使った脱渋が行われるようになってから一気に広まったようです。
果実は縦長で側面に4条の溝があります。色はあまり濃くはありませんが、果肉はとても緻密で硬くなくとは言っても柔らかいというほどでもなく、やさしく口の中で崩れる感じで、糖度が高く甘くなります。
ただ、日持ちがあまりしないタイプで、渋抜き後出荷されたものは数日で柔らかくなってきます。
西条柿の形は、側面に深い溝が入っているため、一般的な柿やリンゴのように果実をまわしながら皮を剥いて行くことは出来ません。
皮をむくときは、まず溝に沿ってナイフを入れ、縦に4等分に櫛切りしてから、それぞれの皮を縦に剥いていくようにすると綺麗にむけます。
湘南生椎茸
神奈川県内でトップクラスの出荷量を誇る二宮町内で生産される原木、菌床栽培シイタケ。JA湘南の「きのこ部会」のメンバーが栽培しています。シイタケは、クヌギやコナラなどの原木にシイタケの種菌を植え付けして発生させます。
年間を通して出荷され、直売所でも人気商品です。ぜひお試しください。
収穫したばかりの原木栽培シイタケは、ハリがあって適度な湿気を含んでいます。
裏側は傘が開きすぎず、薄い膜でつながっている状態が最も新鮮でおいしいといいます。
シイタケのうま味はアミノ酸とシイタケ特有の成分であるグアニル酸によるものです。
グアニル酸は、生・干しシイタケとも未調理の状態ではあまり存在しませんが、加熱調理すると増加します。料理には欠かせない一品です。
生産者の皆様本日も素晴らしい逸品ありがとうございます。
本日も宜しくお願い申し上げます。
最後までご覧頂き誠にありがとうございます。
澤光青果 宮下
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