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【澤光青果便り】№253
おはようございます
さて本日のおすすめ品は・・・
本日のおすすめ品
山形県産 『紅花りんご サンふじ』
群馬県産 『ハナビラタケ』
紅花りんごサンふじ
山形県は昼夜の寒暖差が激しく、美味しいりんごの栽培に適した地域です。
甘さと酸味のバランスが良く、シャキッとした食感とほんのりとした甘みのある山形のリンゴはとてもオススメです。
サンふじは果汁が豊富なうえ味のバランスが良く甘味と香りはしっかりとしています。歯触りもシャキシャキと心地よく人気が高いリンゴです。
蜜が入りやすいのも特徴ですが、近年は出荷時点で糖度や蜜の具合をセンサーで判別できるようになったため、糖度が高いものや蜜入りは選別され高級品として扱われる事が多くなりました。
貯蔵性が高いのも特徴の一つで、低温庫での保存だと半年以上品質を保てると言われています。
一般に出荷量が多いため、価格は常に安定しています。そういう意味では食材としては使いやすいようですが、物により、古いものや、過熟気味のものは煮崩れしやすいので注意が必要です。
ふじも果皮表面にワックス成分が付いているので、ティッシュや布で少しこするだけで艶が出ます。ただ、ワックス成分はりんご自身が保存性を高めるために分泌しているものなので、艶出しは食べる直前にしましょう。
ふじ(フジ)とサンふじの違い
通常色付きを良くするために果実に袋をかぶせる「有袋栽培」という方法が行われていましたが、品種改良や着色系の枝変わりなどもすすみ、袋をかぶせなくてもある程度綺麗に色付くものが出来るようになってきました。
今では、大半がサンふじとなってきています。
味的には、袋を被せず育てた物の方が太陽の光をたっぷりと浴びて甘味が強くなります。
そういう事から、あえて見た目の色の良さよりも食べた時の美味しさを重視した「無袋栽培」も盛んに行われています。
ただし、貯蔵性、保存性の面では有袋栽培の物の方が優れています。
ハナビラタケ
ハナビラタケは薄い茶色や白い色で、薄いヒダ状の物がドーム状に伸び、見た目がとても美しいキノコです。中国ではなかなか見つかる事がなく、かつて「幻のキノコ」と呼ばれていたようです。
今では日本に限らず中国でも栽培されるようになりました。
ハナビラタケの抗ガン効果
抗ガン効果があるといわれているβ-グルカンは、多くのキノコに含まれている成分ですが、ハナビラタケに含まれているβ-グルカンはその中でも特に効果が期待されているタイプのもので、その量も他のキノコより多い事が知られています。
生産者の皆様本日も素晴らしい逸品ありがとうございます。
本日も宜しくお願い申し上げます。
最後までご覧頂き誠にありがとうございます。
澤光青果 宮下
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