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【澤光青果便り】№246
おはようございます
さて本日のおすすめ品は・・・
本日のおすすめ品
愛媛県産 『富士柿』
神奈川県産 『葉付き大根』
富士柿
名前の由来にもなっていますが、何といってもその形と大きさです。
一般的な甲州百目(蜂屋柿)が釣鐘型をしているのに対し、富士柿は扁平気味でよりどっしりとヘタ周辺の肩が張っています。
1955(昭和30)年頃に、実がとても大きく、伏せて置いた時の横から見た形が日本一の山『富士山』のようにそびえて見えることから名づけられたました。
断面は見事なハート型にも見えます。
柿の中では最大級の平均500g前後という大きさもその名前に反映しています。
大きい上に種が無く、珍しさ、美味しさを兼ねそろえているため贈り物に人気があります富士柿は愛媛県八幡浜の農園において1927(昭和2)年に蜂屋柿の中から大型で着色が早いものが発見され、この枝を接ぎ木して増殖されていきました、翌年から苗木の配布が始まったとされています。
富士柿は収穫の際は渋柿ですが、収穫後密封した部屋でアルコールをかけることにより、渋(しぶ)さの元であるタンニンを水溶性から不溶性に変えます。
水溶性は文字の通り渋(しぶ)が溶け出す性質で、食べた瞬間渋(しぶ)を感じるのは渋(しぶ)が溶け出しているからです。それをアルコールの力を借りて不溶性(溶け出さない)渋(しぶ)に変化させるのです。
葉付き大根
この大根の葉にはえぐみが少なく、茎はしゃきっとして甘味を感じるほど。しかも、農薬の使用は幼苗時の害虫対策のみ。だから安心して丸ごとお召し上がりいただけます。
大根の葉を使って菜飯、ふりかけ、おひたし、漬物、味噌汁など、今となっては贅沢な料理をお楽しみいただけます。
葉っぱがおいしいのはもちろん、根もおいしいのです。
この大根に包丁を入れると、切り口からじんわりと水分が溢れ出すほどのみずみずしさ。甘味があり、じっくりと煮込めば、箸がすっと入るほどのやわらかさに驚きます。
あつあつのおでんや鍋、ふろふき大根、皮はきんぴらなど、大根料理を味わい尽くしたくなります。この大根のほろ苦さはコンソメやトマトソースなどの洋風料理にもよく合い、ちょっとクセになる味わいが楽しめます。
葉付き大根をそのまま保存してしまうと、養分が奪われて、葉はしんなりとして黄色く変色してしまいます。
保存方法として、一つは、すぐに茹でて(硬めに)冷蔵保存すること。
もう一つは、水洗いしてから天日干し乾燥生産者の皆様本日も素晴らしい逸品ありがとうございます。
本日も宜しくお願い申し上げます。
最後までご覧頂き誠にありがとうございます。
澤光青果 宮下
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