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【澤光青果便り】№243
おはようございます
さて本日のおすすめ品は・・・
本日のおすすめ品
岡山県産 『紫苑』
茨城県産 『芹沢ごぼう』
紫苑
「紫苑(しえん)」は「紅三尺」と「赤嶺」の掛け合わせで誕生した赤系ぶどうです。
山梨県の植原葡萄研究所で育成され、果皮は赤紫色で大粒。
果肉はしまりがあり果汁が多いのが特徴です。糖度は18度くらいと高く、風味のよい甘さを楽しめます。
また皮離れがよく、基本的に種なしで作られているので食べやすいのも魅力の1つです。
芹沢ごぼう
行方市には、新選組初代局長 芹沢鴨ゆかりの地とも言われる”芹沢”という地名があります(現茨城県行方市芹沢)。JAなめがたから出荷されるごぼうには、その「芹沢」を冠した”芹沢ごぼう”と呼ばれるものがあり、親しまれています。
浅草にある柳川鍋の老舗店でも使われるなど、味の良さも認められています。
香りが良く、肌色が白くやわらかいのが特徴です。
“芹沢ごぼう”の品種は「柳川理想」で、日本全国で栽培される「滝野川ごぼう」から品種改良されたものです。
ごぼう生産量は青森県に次いで茨城県が全国2位となっています。
茨城県内のJAの中ではJAなめがたが最も多く出荷しているそうです。
行方市は気候や立地の良さもさることながら、水はけのよい火山灰土壌で且つ保水力があり、ごぼう栽培には好条件の土壌です。
ごぼうは夏の暑さや乾燥には強いのですが、台風や秋の長雨には注意が必要です。特に種まき時期に雨が多くなると、ごぼうの芽が出なくなってしまう事もあるのだそうです。
ごぼうは食物繊維・ミネラルも多く含みます。
また、皮をむいたり、切ったりしたときに黒く変色するのは実は抗酸化作用を持つポリフェノールによるもので、大変健康に良い食品です。
特に天ぷらにすると香りと食感、歯ごたえも良くとても美味しい。
ごぼうチャーハンやサラダもお勧め。
生産者の皆様本日も素晴らしい逸品ありがとうございます。
本日も宜しくお願い申し上げます。
最後までご覧頂き誠にありがとうございます。
澤光青果 宮下
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