/////////////////////////////////
【澤光青果便り】№242
おはようございます
さて本日のおすすめ品は・・・
本日のおすすめ品
栃木県産 『とちおとめ』
静岡県産 『スティックセニョール』
とちおとめ
近年、いろいろないちごの新品種が誕生していますが、栃木県の「とちおとめ」のシェアはまだまだ高く、青果コーナーではたくさん並んでいます。
とちおとめが品種登録されたのは1996年11月なので、登場してから約20年。栃木県は今、新品種「スカイベリー」に力を入れていますが、まだしばらくはとちおとめも味わえそうです。
「とちおとめ」は栃木県農業試験場で育成され、1996年(平成8年)に品種登録されたイチゴです。
親は「久留米49号」と「栃の峰」です。
栃木県ではそれまで「女峰」が主力品種でしたが、より優れた後継品種として、甘味が強くて大粒の多い「とちおとめ」を発表。食味のよさから人気が上昇し、東日本のシェア1位となりました。
とちおとめは糖度が高めでほどよい酸味を持ちます。
また、果汁が豊富で果実がしっかりしているので比較的日持ちがよいのも魅力です。
ちなみに、とちおとめの母親である「久留米49」の掛け合わせは「とよのか」×「女峰」。どちらもかつての東西横綱品種です。
また父親の「栃の峰」は、「女峰」や「麗紅」などの血を引いていて大果で甘いイチゴだそうです。
スティックセニョール
スティックセニョールはサカタのタネがブロッコリーと中国野菜の芥藍(かいらん)とを掛け合わせて作った品種です。通常ブロッコリーは主軸の頂点に出来る花蕾を食用としますが、スティックセニョールは次々と伸びる脇芽として伸びる茎の部分と、その先の花蕾を食用とします。
当初はブロッコリーニという名称で広まりましたが、それ程国内では普及せず、アメリカでブレイクしたのを機にスティックセニョールという商品名で再デビューを果たしました。
スティック・セニョールの特徴
花芽の部分は少し締りがゆるいブロッコリーといった食感です。
茎の部分はアスパラガスのようにコリッとした歯ざわりが楽しめる適度な固さで、ほんのり甘味があります。
ブロッコリーと同じように青臭みなどのクセはなく、とても美味しいです。
花芽の部分は火が通りやすく、菜の花と同じでゆで過ぎると柔らかくなり過ぎて食感が損なわれてしまうので注意しましょう。
生産者の皆様本日も素晴らしい逸品ありがとうございます。
本日も宜しくお願い申し上げます。
最後までご覧頂き誠にありがとうございます。
澤光青果 宮下
コメント