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【澤光青果便り】№239
おはようございます
さて本日のおすすめ品は・・・
本日のおすすめ品
和歌山県産 『紀の川柿 黒あま』
神奈川県産 『ひのなかぶ』
紀の川柿 黒あま
紀の川柿の最高峰と言われる黒あま柿。刀根早生・平核無柿を樹上脱渋した柿が【黒あま】黒糖の様な濃い甘さが特徴!
通常の柿より約1ヶ月以上長く樹上で熟成されるので、甘さのギュッと詰まった極上の柿に変化します。
通常の柿では味わえない、濃厚な甘さと食感。
樹上熟成脱渋で、糖度が上がる!
通常、渋柿は収穫してからアルコール類・ガス等で渋を抜きますが今回の「紀ノ川柿”黒あま”」は樹上で脱渋するんです。
一つ一つ丁寧に袋掛けし、固形アルコールを入れ長時間樹にならせたまま、じっくりと”渋”を抜きます。
なぜ、樹上で脱渋すると果肉の色が変化し、見た目だけでなく食味そのものも変わってしまうのは不思議・・・?
通常の柿に砂糖を足したような濃厚な甘さで果肉も若干、柔らかめ。
富有柿までのネットリ感はありませんが舌に甘みがずっと残るような柿です。
ひのなかぶ
ヒノナ(日野菜)は滋賀県日野町が発祥地であるためこの名が付けられたカブラの一種です。日野町商工会によれば、『室町時代の日野の領主・蒲生貞秀公が、日野の鎌掛(かいがけ)という地域で野生菜を発見し、その菜を漬物にしてみると、色、味ともに風雅なものであったため、京の公家に贈り、時の天皇に献上されました。
天皇もこの漬物の美味しさに喜び、その公家を通じ和歌一首が貞秀公のもとに贈られました。
『近江なる ひものの里の さくら漬 これぞ小春の しるしなるらん』以来この菜を日野菜とよび、漬物を「さくら漬」の名で親しまれるようになった』との事です。
ひのな(日野菜)の特徴
ヒノナは根は細い大根のような円錐形をしています。地上に出ている上部は紫色で、地中の部分は純白です。ほとんどが葉を付けたまま漬物として利用されており、この紫色が美しい色合いをした漬物として引き立ち、滋賀県蒲生郡日野の有名な桜漬けとして知られるようになりました。
生産者の皆様本日も素晴らしい逸品ありがとうございます。
本日も宜しくお願い申し上げます。
最後までご覧頂き誠にありがとうございます。
澤光青果 宮下
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