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【澤光青果便り】№237
おはようございます
さて本日のおすすめ品は・・・
本日のおすすめ品
青森県産 『横浜三ツ星りんご 早生ふじ』
山形県産 『ひめセルリー』
横浜三ツ星りんご 早生ふじ
本当のふじより早く成熟するふじの枝変わり品種で、昴林(こうりん)・ひろさきふじ・やたかなどを総称して早生ふじといいます。
果肉は黄白色で多汁、肉質は緻密で硬く蜜が少し入り、甘酸適和で食味は良好です。
青森県の南西部に位置し、西部に岩木山、東部に八甲田連峰がそびえ、平野部は地域の南北に広がっています。
主要河川は、世界遺産白神山地に端を発する岩木川、秋田県境の奥羽山脈及び十和田湖付近を源とする平川と浅瀬石川があります。
流域は肥沃な土壌が多く、古くから良質米を生産する穀倉地帯であり、またこの周辺や山間部の緩傾斜地には広大なりんご園が分布し、一大産地を形成しています。
高冷山間部は標高260~1500メートルの山林地帯で国有林が広がり、昼夜の寒暖差を生かした良質な高冷地野菜が生産されています。
また気象条件は、冬の積雪による春の雪解け水が大地を潤し、夏は八甲田連峰により偏東風(ヤマセ)の影響が少なく、温暖で日照に富み、恵まれた気象条件の中で農業生産が行われています。
りんごの効用
1日1個のりんごは、医者を遠ざける(イギリスのことわざ)ヨーロッパでは少なくとも16世紀頃には、りんご摂取が健康によいと知られていました。
1日1個のりんごを食べることにより、健康が保てるということで、「毎日のりんご1個は医者の費用を節約できる(スペインのことわざ)」とも云われるほど、りんごには健康に良い様々なものが含まれており、私たちの体に良いことがたくさんあります。
ひめセルリー
山形市は気候条件や水、そして豊かな土壌に恵まれ、数多くのおいしい農産物の産地として知られています。
しかし、東北唯一の「セロリ」の産地であることは、意外と知られていないかもしれません。
山形市ではフランス語読みで「セルリー」と呼び、ブランド化を図っています。
山形市のセルリー栽培の歴史は古く、約50年前、若手生産者4人が挑戦を開始。
「セルリー栽培の神様」と称された東京都江戸川区の伊藤仁太郎氏(故人)の下に通い、勉強を重ねて栽培を始めました。
試行錯誤を繰り返しながら熱心に取り組み続けた結果、山形市はセルリーの産地として定着し、市場から高い評価を得るに至りました。
その後、担い手の減少や施設園芸の多角化によって作付面積が減少し、栽培技術の継承が課題となっていましたが、近年新たな動きが始まっています。
山形市農協が戦略的にセルリーのハウス団地化を進め、新規就農者を受け入れています。
山形市のセルリー名人・会田和夫さんの指導の下、若い人材が育ち始めています。
現在、新たなブランド名として、大株のものが「とのセルリー」、小株のものが「ひめセルリー」と名付けられ販売されています。
生産者の皆様本日も素晴らしい逸品ありがとうございます。
本日も宜しくお願い申し上げます。
最後までご覧頂き誠にありがとうございます。
澤光青果 宮下
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