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【澤光青果便り】№226
おはようございます
さて本日のおすすめ品は・・・
本日のおすすめ品
福島県産 『にっこり梨』
岡山県産 『翠峯』
にっこり梨
「にっこり」は 1996年(平成8年)に品種登録された晩生の赤梨です。
10月中旬頃から収穫され、貯蔵性がよいためお正月でも味わうことができます。
肉質は緻密で甘味が強く、酸味は少なくてみずみずしいのが特徴。
またサイズが大きいのも特徴の1つで、平均果重は800gを超えます。
両親の組み合わせは「新高」×「豊水」で、どちらも出荷量が多い定番品種です。
にっこりという名前は、栃木県の有名な観光地である「日光」と、「梨」の読み「り」が由来だそう。
このふたつを組み合わせて「日光梨」=「にっこり」というわけです。覚えやすくてかわいい名前ですね。
ちなみに「新高」×「豊水」の親から誕生した梨には、ほかに「彩玉(さいぎょく)」があります。
翠峯
「翠峰(すいほう)」は、1996年(平成8年)に品種登録された大粒の緑系ぶどうです。
親は「ピオーネ」と「センテニアル」で、福岡県農業総合試験場の園芸研究所で育成されました。
翠峰の果皮はきれいな黄緑色をしていて粒は楕円形。
1粒は13~20gくらいと大きく果汁が豊富で、甘くてほどよい酸味もあり上品な風味が楽しめます。
皮が薄く基本的に種なしなので、丸ごと食べられるのも魅力です。
ちなみに翠峰の種子親のピオーネは黒ぶどうですが、花粉親のセンテニアルは果皮が黄緑色。
このセンテニアルは巨峰の花粉親でもあります。また、両親が同じ「ピオーネ」×「センテニアル」の組み合わせで誕生した品種には、食味のよい黒ぶどうの「高妻(たかつま)」があります。
生産者の皆様本日も素晴らしい逸品ありがとうございます。
本日も宜しくお願い申し上げます。
最後までご覧頂き誠にありがとうございます。
澤光青果 宮下
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