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【澤光青果便り】№219
おはようございます
さて本日のおすすめ品は・・・
本日のおすすめ品
長野県産 『紅玉』
山形県産 『小茄子』
紅玉
紅玉はアップルパイやジャム、タルトなどに利用されることが多いりんごです。
ジャムにする場合はレモン汁をそれほど使わなくても深みのある味になります。
また、焼きりんごにしてシナモンをかけて食べてもおいしいですよ。
酸味好きな人は、ぜひ紅玉を生で味わってください。
完熟紅玉は果汁も多く、爽快な甘酸っぱさが楽しめます。真っ赤な皮には栄養もあるので、できれば皮ごと食べるとよいでしょう。
強い酸味を生かした利用法
紅玉は酸味が強く、調理・加工用としての需要が高い品種です。
加熱することで甘味と風味が増し、また煮崩れしにくいためアップルパイやタルトに最適。紅玉の特徴である酸味がお菓子の味を引き立てます。
調理を前提に考えた場合、紅玉を選んでおけばまず間違いないでしょう。ほかの生食用りんごではなかなか出せないバランスのとれた味に仕上がります。
小茄子
「小なす」は、大きさが3~8cmほどで収穫されるなすの総称です。
重さは10~20g程度でおもに漬け物用として栽培されています。
丸くてころっとした形のものや、やや長めの卵形のものがあり、果皮は基本的に紫色か黒に近い紫色。ぷっくりと小さくてかわいらしい姿をしてます。
小なすの代表の1つが山形県の在来種「民田(みんでん)」です。
山形県庄内地方で江戸時代から栽培されてきたといわれる品種で、果肉が締まっていて果皮はややかため。
一夜漬けやからし漬けなどに利用されます。
また山形県には、民田に改良を加えてより多く収穫できるようにした「出羽小茄子」や、米沢市で栽培されていた在来種をもとに育成された「山形系梵天丸」などもあります。
山形県では小なすの漬け物(おもにからし漬け)が特産品となっていることから、いろいろな品種が作られています。
小なすの食べ方としては、浅漬けやぬか漬け、からし漬けなどが定番です。
切ってから漬け込んでもよいですし、サイズの小さなものは丸ごと漬けてもよいでしょう。
短時間で作りたいときは、いちょう切りなどにして、ひと塩してから水分をしぼり調味液に揉み込めば数分で食べられます。
また「黒十全」などやわらかい小なすは、塩もみしてサラダにしたりオリーブオイルをかけて食べるのもよいでしょう。
小なすの小さな姿を生かして、丸ごと素揚げにしたり天ぷらにするのもおすすめです。
そのまま油に入れると破裂してしまうこともあるので、縦に何本か切れ目を入れてから調理します。
こうすることで、火の通りもよくなります。
生産者の皆様本日も素晴らしい逸品ありがとうございます。
本日も宜しくお願い申し上げます。
最後までご覧頂き誠にありがとうございます。
澤光青果 宮下
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