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【澤光青果便り】№184
おはようございます
さて本日のおすすめ品は・・・
本日のおすすめ品
長野県産 『安曇野サンつがる』
山形県産 『殿様のだだちゃ豆』
安曇野サンつがる
つがるとサンつがるの違い
つがるの栽培には従来色付きを良くするために果実に袋をかぶせる「有袋栽培」という方法が行われていましたが、品種改良もすすみ、袋をかぶせなくてもある程度綺麗に色付くものが出来るようになってきました。
味的には、袋を被せず育てた物の方が太陽の光をたっぷりと浴びて甘味が強くなります。
そういう事から、あえて見た目の色の良さよりも食べた時の美味しさを重視した「無袋栽培」も盛んに行われています。
ただし、貯蔵性、保存性の面では有袋栽培の物の方が優れています。
「サンつがる」とはそういう無袋栽培をしたものを指します。
ただ、「サンつがる」という名称は長野県産無袋栽培の登録商標となっています。
殿様のだだちゃ豆
暑い夏は、やっぱりキンキンに冷えた生ビールに枝豆。某ビールメーカーのCMにも取り上げられ、極上の枝豆として、全国的に有名になった鶴岡特産の枝豆「だだちゃ豆」。
独特の香りと、噛めば噛むほど味わいの増す深みのある甘さをもつ、まさに枝豆の王様。
7月の中旬頃から早生品種が出回りますが、旧盆を過ぎた頃からが一番の旬を迎えます。
だだちゃ豆は、鶴岡の土地条件にマッチしており、同じ種子を他の地域で生産しても、その品種特性が消えてしまうという「わがまま」な枝豆です。
【だだちゃ豆の名前の由来】
「だだちゃ」とは、山形県庄内地方の方言で「親父」とか「お父さん」という意味。
その昔、枝豆好きなお殿様は、城下から毎日のように枝豆を持ち寄らせ「今日はどこのだだちゃの枝豆か?」と聞いて食したことから、いつからか 「だだちゃ豆」と呼ばれるようになったと言われています。
【だだちゃ豆の特長】
さやにはえる茶色のうぶ毛と深いくびれ。茹でると、とうもろこしのような独特の香りが広がり、噛めば噛むほど旨味が増してゆく味わい深い甘味のある枝豆で、同じ種子を他地域で栽培しても、だだちゃ豆特有の旨味が消えてしまうと言われています。
まさに鶴岡の風土と生産者の努力が作り上げた枝豆の最高傑作、それが「だだちゃ豆」です。
生産者の皆様本日も素晴らしい逸品ありがとうございます。
本日も宜しくお願い申し上げます。
最後までご覧頂き誠にありがとうございます。
澤光青果 宮下
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