日本の海苔の美味しさ
名脇役
この季節、養殖ノリの収穫期を迎えています。
摘み取り作業は夜明け前から早朝のまだ薄暗いうちに行われます。
それは、日が昇るとノリの細胞の活動が活発になり、養分が少なくなってしまうためと言われています。
日本のノリの美味しさの秘密は、そんな生産者の隠れた努力にあるのです。
漢字では「海苔」、海の苔(こけ)と書きますが、語源は、ヌラ(ぬるぬるするの意)から転じたという説があります。
寿司、おにぎり、煎餅、そば・・・日本の食文化に欠かせないノリですが、今ではラーメンやパスタ、サラダなど活躍の場を広げ、名脇役として見ない日はないくらいですよね。
写真提供:国立研究開発法人 水産総合研究センター
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