悪名高き「モンサントの嘘」とは・・・

「TPP妥結で本格上陸のモンスター食品を知る決定版。食べる前に読んでください!(読んだら食べられなくなりますが)」

船瀬俊介

[モンサントの社員食堂は、遺伝子組み換え食品を使わない。]

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モンサントは贈賄と政治汚職、資金10億ドルを投じた嘘で世界帝国を築き上げた。
政治家、規制当局、消費者、さらには自社の従業員にさえ日常的に嘘をつく。

モンサントが成功・成長を続けられるのは一般市民が無知で騙されやすいからだ。

2012年末までに、モンサントは農家や農業関連企業を相手取った特許侵害訴訟で、2350万ドル以上もの賠償金を勝ち取っている。

ある「礼儀正しい」モンサントの代理人は、10万ドルをモンサントに支払って和解したばかりの農民に対してこう言い放った。

「お前たちはおれたちの所有物だ。モンサント社のラウンドアップ耐性種子を買うやつはみんな、おれたちのものになる」

このモンサントの代理人はおそらく、「極めて誠実に、敬意と透明性をもって」そう語ったのであろう。

人類が抱える問題とはなにか? =地球人口の大幅増加と大量飢餓。
その解決策はなにか? =モンサント社のバイオテクノロジー。

この世界規模の難題に向けた、モンサントによる解決策の問題はなにか? =すべてが嘘であること。

では、その解決策はなにか? =  モンサントの言うことを信じないこと。

ヴァンダナ・シヴァ博士(科学・技術・自然資源政策研究財団を主宰、インド人)はこう指摘する。

「世界中の飢える人々にバイオテクノロジーが食糧を供給する」という考え方は、
「あらゆる点で欺瞞に満ちている。バイオテクノロジーの力を借りて生産される様々な種類の作物は食糧として第三世界に供給されているわけではない。

大豆は北米のブタやウシの餌になる。

農業への投資は化学物質の売り上げを伸ばし、一社独占を助長するだけだ。

これらすべては、私有地で、政府の助成を必要としない大企業によって行われている。彼らがやっているのはただのビジネスだ。消費者は作物をより高い価格で買わされる場合さえある」

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