夏の風物詩
夏を代表する花のひとつである朝顔。子供のころ栽培したという方も多いのではないでしょうか。
江戸時代中期に観賞用としての品種改良が盛んになり、番付が作られるなど朝顔が大流行したんだとか。入谷(現在の東京都台東区)でも、植木屋が大輪咲きや変わり咲きといった品々を陳列し評判になりましたが、残念ながら大正時代に入ると入谷の朝顔は姿を消してしまいました。
戦後間もなく、すさんだ世の中を明るくしたいと地元の方々が朝顔市を復活させ、今では大人から子供まで幅広い世代が楽しめる、江戸情緒の風情あふれる夏の風物詩として親しまれています。
ずらりと並んだ朝顔からお気に入りの一鉢を見つけ出すのは朝顔まつりならでは。気っ風のよい売り子さんとのやり取りもまた楽しみの一つです。
そんな入谷朝顔まつりは7月6日(土)から8日(月)にかけて開催。午前5時からはじまりますので、早朝散歩がてら足を運んでみてはいかがですか?
コメント