世界農業遺産「トキと共生する佐渡の里山」

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世界農業遺産「トキと共生する佐渡の里山」

 

 

 

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6月10日は「時の記念日」です。

時も貴重ですが、佐渡に生息する「トキ」もまた貴重な鳥として保護されています。

 

一時は乱獲などにより数が減り、日本の空から姿を消したこともありましたが、今から11年前、佐渡島で野生復帰への放鳥プロジェクトが始まり、現在、387羽の野生のトキが生息していると推定されています。

 

佐渡市では、餌となるドジョウなど多様な生き物が生息できる環境を整えるため「生きものを育む農法」に取り組み、トキとの共生を目指しています。
 

生産の効率化だけでなく環境に配慮し育てられた米は、「朱鷺と暮らす郷」の名でブランド化され、販売利益の一部を保全活動に充てることで、持続的な農業が展開されています。

 

このような農業の営みや多様な農村文化などが世界的に評価され、ちょうど8年前に「トキと共生する佐渡の里山」として世界農業遺産に認定されました。

 

今後も豊かな里山環境が受け継がれ、トキが元気に繁殖していってほしいですね。

 

画像提供:佐渡市

 

 

 

 

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