スーっと取れなくて・・・
今日ご紹介するのは、この時期旬を迎えるサヤエンドウ。
エンドウの生長途中のもので、まだ未熟な状態の莢(さや)を食用としたものです。
ちなみに、未熟な豆を食用としたものは「実エンドウ」(グリーンピースの呼び方の方がおなじみですね。)、完熟した豆を乾燥させたものは「エンドウ豆」と呼ばれます。
エンドウは、中央アジア、中近東、地中海地方において、紀元前にはすでに栽培されていた古くからある作物で、日本へは中国を経由して伝わりました。
エンドウという名前の由来は諸説ありますが、その一つに、原産地であるフェルガナ(現在のウズベキスタン共和国の都市)から漢(当時の中国)に伝わった際に、フェルガナの中国名である大宛国(だいえんこく)の豆ということで「豌豆(エンドウ=宛の豆)」と名付けられたという説があります。
ところで、サヤエンドウを料理する時に必ず必要な下ごしらえが、筋を取ること。
小さい頃にお手伝いとしてやらされましたが、上手にできず途中で切れてくやしかった思い出のある担当です。
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