親の出番です
12月26日の子供に続き、今日は親をご紹介。
マダラは、大きな口にぎょろりとした目、腹子を抱え丸々とした姿とは裏腹に、北海道から東北、北陸にかけた地方では、鍋や汁物の定番となっています。
山形県庄内地方では、冬の名物として「寒鱈汁(かんだら汁)」の名で親しまれています。
寒鱈汁は、味噌仕立ての汁に、マダラの身や骨、内臓が入った豪快な郷土料理で、脂がのった肝を使って味付けをします。
この風味を好む地元の方は「脂がのった肝と濃厚な白子が欠かせない。」と言いますが、肝は控えめにして、仕上げに岩のりを加えると、磯の香りあふれるあっさりした味つけになります。
この頃は、レシピ付きの寒鱈汁セットがお取り寄せできるので、一度味わってみてはいかがでしょうか。
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