黄色もあります
りんごの季節が始まりました。
7月16日のクリームスイカに続き、今日は黄色いりんごの話です。
「黄色いりんごは酸っぱい」というイメージがありますが、赤いりんごに負けず劣らず、酸味が少なく甘さが際立ちとてもジューシーです。
例えば、赤い「ふじ」と黄緑色の「王林」から生まれた「トキ」は、やさしい酸とみずみずしい香りが特徴。
甘いだけではなく適度な酸味もあって濃厚な味わいと、果汁が多くサクサクとした食感も人気な「シナノゴールド」。
果肉は適度な固さで香りがよく甘味が強い「金星」。このほか、「きおう」、「ゴールデンデリシャス」、「ぐんま名月」などがあります。
農家にとっても、りんごを赤くするには、実に日影を作る葉を摘み取ったり、実を回転させたりして、実全体に満遍なく太陽の光を当てる作業が必要ですが、黄色い品種はこうした作業を省けるメリットがあるそうです。
また、台湾などの海外では黄色いりんごは珍しく、縁起の良い色でもあることから旧正月の贈答用に使われるなど、人気が高まっているそうです。
東京のスーパーなどでは、黄色いりんごに比べ赤の方がまだまだ多いですが、今年は黄色いりんごも味わってみようと思います。
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