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蚊を退治するブタ
夏になると、悩まされるのが蚊。網戸や窓をきちんと閉めているのに、どこからともなく入ってきて、寝ているところを刺されて起こされた経験がある方も多いのでは?
そんな時、一昔前であれば重宝したのが蚊取り線香。
今では、液体型の電気蚊取りや様々なタイプの殺虫剤が普及し見る機会が少なくなりましたが、電気のない屋外での農作業やキャンプの時などにはいまだに活躍しています。
そして、蚊取り線香というと、ブタの形をした陶器(写真右)を見たことはありませんか?
これは、蚊取り線香を中に吊るし、燃え尽きた灰の受け皿の役割を持つ「蚊遣り豚(かやりぶた)」と呼ばれ、三重県四日市市の萬古焼で作られたものが有名。
その四日市市の三重北勢地域地場産業振興センターの入り口では、「日本一の蚊やりぶた」が鎮座しています(写真左下)。
その大きさ、体長1.8m、 耳までの高さ1.6m、重さ700kg!
このブタなら、たくさんの蚊を退治してくれそうですね。
写真提供:公益財団法人三重北勢地域地場産業振興センター(左下)
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