農林水産省 maff からシェア
ウナギの資源管理の推進を
台風5号が大雨を降らせています。
早めの安全確保をお願いします。
さて、8月6日は「土用の丑(うし)の日(二の丑)」。
夏土用二回目の丑の日ということで、「ウナギの資源管理」についてお話しします。
皆さんが食べているニホンウナギの稚魚(シラスウナギ)の国内採捕量は低水準(減少傾向)で推移しています。
そこで、国際的には、同じくニホンウナギを利用する東アジアの国・地域へ働きかけ、資源管理の協力に関する協議を実施。
国内では、ウナギ養殖業を農林水産大臣の許可を要する指定養殖業にし、業者ごとの池入れ数量の上限を制限するなど、管理体制に力を入れています。
また、主要な養鰻県においては、産卵のために親ウナギが川から海に下る時期(概ね10月から翌年3月)での採捕禁止または自粛などに取り組んでいます。
ウナギという日本の食文化、産業を末永く守るためには、資源管理の推進とともに、消費者の我々が資源のことも考えながら食べることが重要だと思います。
丑の日の今日は、貴重なウナギをいただけることに感謝し、「鰻重」をいただきます。
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