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鯉のお菓子
4月30日に続き、鯉のお話。長崎では、端午の節句の祝菓子として、鯉をかたどった生菓子、「鯉菓子」が食べられます。
黒い「真鯉(まごい)」と赤い「緋鯉(ひごい)」が一対で、一箱に入って売られており、その大きさは、25~30cmもあるそうです。
ちなみに食べるときは、包丁で2cm幅くらいに輪切りにするとのこと。
寒梅粉(かんばいこ)を使った練り切りの中に、あんこを入れ棒状に伸ばした後、鯉の木型に入れて成形します。
それに色を付け、最後に溶かした寒天を塗ると、光沢のあるリアルな鯉菓子のできあがりです。
中に入れるあんこは、真鯉には黒あんを、緋鯉には白あんを使っている場合が多いそうです。
リアルすぎて、食べるのがためらわれそうですね。
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