-農林水産省政策課食料安全保障室ー
冬小麦はあと少しで分げつ期(ロシア南部連邦管区)
Winter wheat is to be into the tillering stage soon in the Southern District of Russia.
ロシアでは、2016/17年度の収穫作業は、11月14日時点で98.1%とほぼ終了し、生産量は史上最高の7,100万トンとなる見込みです。
そして、 2017/18年度については、2016年8月半ばから冬小麦の播種が開始されており、冬小麦の主産地、南部連邦管区のヴォルゴグラード州の畑では、11月9日時点で第5~9葉期と、あと少しで越冬可能な分げつ期を迎えるところまで生長しています(写真)。
国際穀物理事会(2016.11.24)によれば、同国の小麦産地では土壌水分量が適度となり、これまでのところ作柄は前年同時期より良いそうです。このため、2017/18年度の収穫面積は、 2,690万ヘクタールと前年度を1.1%上回ると見込まれています。
◎需給に関する情報は、農林水産省ホームページ「食料需給インフォメーション」へ
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