-農林水産省政策課食料安全保障室ー
【冬とうもろこしの収穫作業が進行中 in ブラジル】
Harvesting of safrinha corn is progressing in Brazil.
ブラジルの2015/16年度のとうもろこし生産量は、前年度(85.0百万トン)に比べ17.6%減少し、70.0百万トンとなる見込みです。
これは、冬とうもろこしの主産地である中西部で、高温・乾燥型の天候により大きく減産することが見込まれているためです。
写真は、マトグロッソ・ド・スル州ドウラードス地域のとうもろこし畑です。2016年7月11日現在、冬とうもろこしの収穫作業が進んでいます。
マトグロッソ・ド・スル州は、中西部でマトグロッソ州に次ぐ冬とうもろこしの生産地ですが、ここでも、3月、4月の降雨不足により、作物が大きなダメージを受けました。
さらに、6月には霜が2回降り、この冷え込みによる被害で、100%収穫できなかった畑もありました。このため、生産量は当初予測より40%減少する見込みとなっています。
◎7月のブラジルのとうもろこし生育進捗等の情報は、「海外食料需給レポート(Monthly Report:7月)」へ
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