元祖ちらし寿司?
ちらし寿司誕生には諸説ありますが、一説として、1654年に備前で大洪水があり、当時の藩主であった池田光政公が「一汁一菜」という倹約令を出したことがきっかけといわれています。
これに対抗する策として、魚や野菜など、できる限りの副菜をご飯に混ぜ込んで食べたものが、現在のちらし寿司の原型になったようです。
そんな池田光政公の命日である本日、「ちらし寿司の日」が制定されました。
また、こうした背景から、「ばら寿司」や、「隠し寿司」(写真)といった岡山名物も生み出されたそうです。
「隠し寿司」は、贅沢を禁じられた人々が、豪華な具材をお重の底に敷き詰め、ご飯で覆い隠し、人目がないところでお重をひっくり返しておいしい食事を楽しんだものとのこと。
暑さが本格的になるこの季節に、食が進みそうな一品ですね。
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