日本初!
デュラム小麦の新品種開発に成功
先月25日、農研機構・西日本農業研究センターは国内で初めて「デュラム小麦」の新品種開発に成功したと記者発表を行いました。
デュラム小麦は硬質でパスタに向くことが知られていますが、成熟期が普通の小麦より遅く、ちょうど梅雨にあたる日本ではこれまで栽培が難しいとされてきました。
新品種「セトデュール」の名前の由来は雨が少なく、栽培に向く瀬戸内(セト)にデュラムの語源であるデュールを組み合わせたそうで、特徴はパンや中華麺用の普通小麦よりも黄色みが強く、パスタにしたときの硬さや弾力などの官能評価に優れているとのこと。
セトデュールを使った製品は年内にも試験販売を開始する予定とのことで、国産のデュラム小麦から作ったパスタが皆様の食卓に上る日ももうすぐかもしれません!
コメント