フェイスブック・青森合同青果株式会社からシェアしました。
青森合同青果株式会社の呼びかけに私も微力ながら協力します!
消費者の皆様、産地の「出荷自粛」に何卒ご理解を!
【安値が続く大根、出荷自粛へ!】
暖冬傾向で需要が振るわず、大根の安値が続いています。すでに千葉県など一部の産地では下位等級の出荷を見合わせ流通量の抑制に取り組んでいます。しかし、12月中旬になっても平年より2~3割安い相場で推移しており、生産農家にとっては非常に厳しい状況となっています。
そこで、本日、最後の切り札の「出荷自粛」がわれます。千葉、神奈川、徳島、長崎の秋冬大根の主産4県の系統組織(農協)が足並みをそろえて本日の出荷を「自主的に」停止します。滞留している流通在庫を整理させると同時に、産地の覚悟を示すことで市場取引にカンフル剤を打ち、相場の浮揚を図ります。
それぞれの野菜には「収穫適期」というものがあります。最も生産効率がよく、品目固有の形状や食味を再現できるタイミングで収穫します。これを逃すと「取り遅れ」となって商品としての価値が下がります(大きすぎる、すが入る、割れる、花が咲く…)。
出荷自粛は産地にとっては大きなリスクです。また、この日の売り上げがゼロになる経済的損失も少なくありません。我々卸売会社は販売代行者として、このような産地の窮状をお取引先や一般の消費者の皆さんにお伝えしなければなりません。そして、需要促進にご協力いただけるよう、切にお願い申し上げる次第です。
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